なぜなにしぇいむ☆おん 第二十九回

 ==================
  なぜなに《しぇいむ☆おん》その29 
      LAST TWO     
 ==================




 

 「お姉ちゃーん。休憩終わりだよー」 

 「もう終わりなの? 早いわね。
  それはそうと、このままダラダラと質問が来た順に答えてると
  絶対に終らないわよ?」 

 「そうだね。でも大丈夫だよ。
  ちゃんと質問を個別質問、全体質問、その他に分類したから」 

 「そう。それなら少しは手間が省けそうね」 

 「でもね。意外なことに、お姉ちゃんへの質問が一番多かったの」 

 「意外なことにってどういう意味よ!
  メインヒロインなんだから当然でしょ!」 

 「じゃあお姉ちゃんへの質問からやっちゃっていい?」 

 「いいわよ。どーんときなさい!」 

 「それじゃ最初の質問だよ。
  似たような質問があったのでまとめちゃたよ。えい!」 


     【Q】早苗ちゃんは隆也に見せた以外にパンツをどんなの持ってるんですか?
     【Q】早苗ちゃんは何枚くらいパンツを持っているのでしょうか?
 

 「いきなり来たわね。
  ええもう分かっていたわよ。この手の質問が来るってことは」 

 「実際はどうなのかな?
  お姉ちゃんのコレクションは結構なものだと思うんだけど」 

 「最後だからサービスするけど、正確には答えないわよ。
  そんないちいち数えてるわけじゃないんだから。
  そうね。パンツだけなら30枚くらいかしら?
  上下お揃いのブラとパンツが20点ほどあるけど」 

 「思ったほど多くはないんだね」 

 「パンツなんて消耗品だからね。もういいでしょ。次はなに?」 

 「えっとね。次の質問はこれだよ。じゃん!」 


     【Q】左内ちゃんにネタバレ覚悟の質問ですが、
        おちゃらけ者の入院患者(大学生)さんと隆也は似ていますか?

 

 「あっ……」 

 「あのねお姉ちゃん。
  わたしも一度だけみたことあるよ……」 

 「そうなんだ。実はね。
  薄情なようだけど、余り顔とか覚えてないのよ。
  なんでだろうね」 

 「し、仕方ないよ。わたしだって印象くらいしか覚えてないし。
  それに悲しい記憶って覚えられないって誰かが言ってたよ」 

 「ありがと。そんなわけで、似てたかどうかは分からないわ。
  でも、雰囲気はそんな感じだったかも」 

 「えっと、次の質問いくね。えーい!」 


     【Q】どうしたら早苗と結婚できますか?
 

 「そうね。余命一年以内で、財産を三億円以上もっていて、
  遺産相続の時に揉めないなら、結婚してあげてもいいかな」 

 「お姉ちゃん! 冗談でもそういうこというから、
  人気がでないんだよ」 

 「もう今更人気がどうのなんていいわよ。ウフフフ」 

 「お、お姉ちゃんコワイよ!
  (人気って言葉は志津江さんの年増と同じ効果があるの?)
  つつ、次の質問いくね!」 


     【Q】最終的に最高のキャラが早苗になるのは仕様ですか?
        それとも俺がマゾなんですか? 教えてくだしあ ><

 「ほらお姉ちゃん。こんな質問もあるよ!」 

 「マゾっていう単語がひっかかるわね。
  別にアタシはサドじゃないわよ。
  でもまあアタシが一番ってのは、この人わかってるじゃない」 

 「そうだね。お姉ちゃんの魅力が分かる
  数少ないファンだから大切にしないとね」 

 「ひとこと多いのよ! 次の質問は? もうおしまい?」 

 「まだあるよ。はい!」 


     【Q】早苗の鉄拳の威力があまりにも恐ろしすぎるのですが、
        何者ですか?

 

 「なによこれ。まるでアタシが猛獣みたいな言い草じゃない」 

 「(その通りなんだと思う)」 

 「でも内藤さんを何度も冥土の淵まで追い込んだよね?」 

 「そ、それは……」 

 「そんなお姉ちゃんに対して、最後の質問です。
  じゃじゃん!」 


     【Q】3次元の住人なのに早苗ちゃんを愛しています。
        どうすればいいでしょうか?

 

 「どうすればって言われてもねえ。
  二次元世界へのパスポートは、
  年間限定100枚しか発行されないって言うし」 

 「そんなパスポートがあるの?」 

 「片道切符だけどね」 

 「それは余り嬉しくないかも……」 


 

 「そんなことより、次は里美の番じゃない?」 

 「う、うん」 

 「さっき質問には全部答えるって言ったの覚えてる?」 

 「覚えてるよ。ちゃんと答えるもん」 

 「そう。それじゃいくわよ。最初の質問はこれよ!」 


     【Q】里美ちゃんはお風呂に入ったとき、どこから洗いますか?
 

 「え! えと、あの……。
  最初は手かな? それから顔を洗います。
  それ以上はひみつです」 

 「そんな律儀に答えなくてもいいのに」 

 「え? でも、だって」 

 「冗談よ。でも本当に答えたくないなら沈黙も一つの答えよ?」 

 「うん。わかった」 

 「さて次ね。次の質問は……」 


     【Q】里美の初恋相手ってどんな人なんですか?
 

 「えっと。その……。
  ゲームをしてもらえると分かると思います」 

 「確かにそうね。
  この質問をした人はまだ里美シナリオをやってないのかしら?
  もしまだなら早速やるように!」 

 「よろしくお願いします」 

 「じゃあ次ね。里美への質問はこれが最後かな」 


     【Q】里美はツンデレじゃないという意見について
 

 「えっと。
  ちゃんとツンツンする時期もあるんですよ」 

 「里美のルートに入るとそうなるわね。
  それでもまだ弱いと思う人もいるかもしれないけど、
  ユーザーの中にはそんな里美を見たい人が居るのかしら?」 

 「どうなんだろう?
  別にツンデレじゃなくてもいいかなって思ってるよ」 

 「初期設定では小悪魔的なツンデレという、
  ワケわかんない属性だったのに、どうしてこうなったんだろ?」 

 「それはシナリオの人が勝手に……」 

 「ああ、あの誤字脱字が多くて、言い訳ばっかりしてるヤツか」 

 「そこまで言ったら可哀相だよ」 

 「いいのよ。アタシの人気が低いのはコイツのせいなんだから!」 

 「そんなことないよ。
  お姉ちゃんにもちゃんとしたコアなファンが居るよ」 

 「コアなファンっていうのが引っかかるけど……。
  まあいいわ。それじゃ後の質問は他の三人に任せて、
  アタシたちは退散しましょうか」 

 「そうだね。しばらくの間だけ、さようなら」 

 「またね!」 




     ………………


     …………


     ……




 「そんなわけで、のっとったー!」 

 「それはもういいのよ典乃ちゃん」 

 「乗っ取った! 乗っ取った!」 

 「み、美幸ちゃんまで。いったいどうしちゃったの?」 

 「のっとりだー!」 

 「のりたまだー!」 

 「ちょっ! 美幸ちゃん」 

 「ほえ?」 

 「それでは始めましょう」 

 「そ、そうね。(典乃ちゃんは気付いてないみたいね)」 

 「初めに断っておきますが、
  私と可奈さんへの質問はありません」 

 「えっ! そ、そうなの?」 

 「どうして?」 

 「正確には、
  なぜなに28で可奈さんには1つ質問があります。
  ですが私にはゼロです。なっしんぐです」 

 「……」 

 「ねーねー。どうしてみゆみゆにはしつもんがないの?」 

 「自己分析ですが、突っ込み甲斐がないためかと」 

 「よくわかんないよ」 

 「なんとなく分かるような気がするわ」 

 「ご理解頂けたところで質問です。てんどんどん!」 


     【Q】健康体の典乃の普段の食事を聞きたいです。あと好きな食物とか。
 

 「わーい。ボクあてのしつもんだー!
  んっとね。トーコさんのアドバイスをもらってからは、
  たんぱくしつをよく食べるようにしてるよー!
  あと好きな食べ物はねー。リンゴかな?」 

 「偉いわね典乃ちゃんは」 

 「可奈さんはエロいです」 

 「エ、エロいって!
  ど、ど、ど、どこがエロいのかしら?」 

 「胸とか、腰とか、臀部などがです」 

 「そうだよー可奈さんはズルイんだよー。
  一人だけボキューンってタイケーでさー」 

 「えっと。次の質問ね。
  ほら典乃ちゃん。こんな質問がきてるわよ」 


     【Q】いつかのスレでテンノの100mタイムについて、
        ちらっと出てたけど、実際どれくらいなの?

 「えっとねー。
  大会のきろくじゃなくて自己ベストならにっぽんいちだって」 

 「と、コーチが申しておりました」 

 「具体的に何秒なのかしら?」 

 「可奈さん。それは酷い仕打ちです」 

 「え? どうして? なにか悪いこと聞いたかしら?」 

 「あはは、じつはボク、自分のタイムとかよくしらないんだ」 

 「覚えられないだけとも言います」 

 「そ、そうなんだ。でもインターハイニ位ってすごいわね」 

 「まぐれだよー」 

 「さて、次の質問です。
  正確にはてんどん宛てではありませんが、
  分類上こちらに回った質問みたいですね」 


     【Q】どうやったら身長が伸びると思いますか?
        俺真面目に典乃クラスの小ささなので

 

 「ボクはチビじゃないやい!
  まだまだせいちょーきだから、
  シンチョーもムネだってボーンって大きくなるの!」 

 「どうすれば大きくなるのという質問ですよ」 

 「あ、そうだった。
  って! ボクにきくのまちがってるよー!」 

 「えっと、成長期は過度の運動は控えて、よく食べて、
  よく眠れば、成長ホルモンが分泌されるらしいわよ」 

 「過剰なカルシウムの摂取と筋肉量の増強は成長を阻害します」 

 「えええーーー!!
  それじゃボクはもうこれいじょー大きくなれないの?」 

 「恋愛を取るか、友情を取るか、選んでください」 

 「成長か陸上かの間違いじゃ……」 

 「どっちもえらべないよ〜」 

 「む、無理に選ばなくてもいいのよ。典乃ちゃん。
  それにほら、
  典乃ちゃんみたいな元気な子が好きだって男性は沢山いるのよ」 

 「そーなの?」 

 「ニーズはありそうです」 

 「そっか。ならいいや」 

 「それでは私たちの出番はひとまずおしまいです」 

 「え? もう終わりなの?」 

 「はい。
  この後は志津江さんと藤本さんの骨肉の争いがありますが、
  その輪に入ってみますか?」 

 「い、いえ。遠慮させて戴くわ」 

 「ボ、ボクもえんりょしとくよー」 

 「そうですか。ではもどりましょう。
  それでは失礼します」 

 「あ、さようなら。また後でね」 

 「バイバーイ!! まったねーー!!」 




     ………………


     …………


     ……




 「はーい。紫さん出番ですよ〜♪」 

 「いい加減その呼称やめてよね。定着しちゃうじゃない」 

 「もう最後なんだからイイじゃないですか。
  それよりほら、紫さんに質問ですよ。ほいっと!」 


     【Q】志津江さんの干支を教えてください
 

 「秘密よ!」 

 「ええー!
  年齢じゃないんだから干支くらいいいじゃないですかー」 

 「そういうあなたの干支はなんなの?」 

 「私の干支なんてどうでもいいじゃないですか〜♪
  ねえ、教えて下さいよ」 

 「私が20代ってことはバレてるんだから、
  干支から年齢がばれちゃうでしょ!
  ていうかあなた知ってて言ってるでしょ!」 

 「ちぇっ、バレたか……」 

 「他にマトモな質問は無いの?」 

 「まともかどうか分かりませんが、こんな質問ならありますよ」 


     【Q】店長と志津江さんの出会いについて
        まさかアルバイトじゃないだろうし・・・

 

 「これは……」 

 「私も気になるわ〜♪
  どんな素敵な出会いだったのかしら?」 

 「素敵とかそんな格好いいものじゃないわよ。
  期待させといて悪いけど、これも秘密よ」 

 「ええーー!
  二回とも秘密なんてそれは酷くないですか?」 

 「誰だって、
  胸にしまっておきたい事の一つや二つあるでしょ?
  あなたには無いの?」 

 「あはは、沢山ありますよー。わかりました。
  紫さんは頑固そうだから、これ以上は詮索しません。
  だから、あとでこっそり教えてくださいね」 

 「どうしてあなたに教えてあげなきゃならないのよ」 

 「そんなぁ。私と紫さんの仲じゃないですか。
  隠し事はイヤですよ〜♪」 

 「そんな猫撫で声を出しても無駄よ」 

 「ちぇっ! それはそうと、
  これで個別質問はおしまいみたいですね」 

 「そうなの。後は何が残ってるのかしら?」 

 「全員宛ての……と言ってもヒロイン限定かしら?
  とにかく全員に対する質問と、
  スタッフ向けの質問が残ってるみたいですよ」 

 「そう。それじゃとりあえず。小休止ってわけね」 

 「そうですね。
  でも書いてる人はノンストップみたいですけど?」 

 「余計なことは言わなくていいの!
  それじゃ今回はこの辺で、さよなら」 

 「うふふ。またね!」 



 ==================
  なぜなに《しぇいむ☆おん》その29 
    LAST TWO END   
 ==================

なぜなにしぇいむ☆おん第二十九回 おわり