早苗1 sanae_cg_1.jpg     sanae_cg_1_1.jpg(※差分ファイル)     sanae_cg_1_2.jpg(※差分ファイル)     sanae_cg_1_3.jpg(※差分ファイル)     sanae_cg_1_4.jpg(※差分ファイル)     sanae_cg_1_5.jpg(※差分ファイル) ●イベント説明● 商店街で買い物をしようとした主人公が、 ヒロインである早苗と衝突し、尻餅をつかせてしまう。 ●シーンの意図● プロローグにて早苗の一枚絵を出すことにより、 彼女がメインヒロインであるという認識をプレイヤーに刷り込む。 また、ちょっとしたエロ(パンチラ)により、 プレイヤーのやる気を喚起する。 ●登場キャラクター● 早苗のみ。背景にモブキャラ。 目線は隆也で、隆也自身も転んでいるため目線は一緒か、やや下から。 ●服装● しぇいむ☆おんの制服。所持品はなし。 ●場所・時間帯● 商店街。背景にモブキャラ。時間帯は昼。 散乱した紙袋と荷物が、早苗の周囲にある。 ●構図・イメージ● 早苗、正面から。尻餅をついて、パンツが見えている。 足はM字か、片膝を立てたような感じで。 両手は地面について、状態をそらしたような格好。 瞳は片目をつぶって、少し痛そうな表情で。 隆也自身も転んでいるため目線は一緒。やや煽った構図でも良い。 なるべく全身を画面いっぱいに表示。頭や足の一部は切れていても可。 ●必要差分● パンツの柄を変更(6種) 最初の柄はしましまぱんつ。縞模様1[sanae_cg_1.jpg] (白と淡いグリーンのストライプ)※変更可能 プロローグ版を作る際は差分は不要です。 サブイベント用に柄というか色を変更したパンツを用意。 [sanae_cg_1_1.jpg 〜 sanae_cg_1_5.jpg] パンツの柄の案を以下に示します。 (案1) 柄:縞模様2 → 縞模様3 → 縞模様4 → 縞模様5 → 縞模様6 色:オレンジ → ピンク  → レッド  → パープル → ブラック (案2) 柄:無地1  → 縞模様2 → 無地2  → 縞模様3 → 無地3 色:ホワイト → オレンジ → ピンク  → パープル → ブラック (案3) 柄:無地   → リボン  → プリント → レース柄 → シルク 色:ホワイト → レッド  → イチゴ柄 → ホワイト → 光沢? ※案1〜3とも、色については絵師さんの好みで結構です。 バリエーションとしては、案3が面白いのですが、面倒だと思われますので、 作業の進捗具合によって、案3→案2→案1と変更して頂いて結構です。 色についても、紫や黒はやりすぎだと思われたなら、適宜変更願います。 途中でおばさんくさい?ベージュ色とか混ぜるのも有りかと思います。 差分6はいっそノーパンでもと思ったりしましたが、18禁バージョンを作る時の お楽しみにとっておきました。(冗談です) ●参考● ※当初のシナリオだと目線が一緒にならないので、細部を調整しました。 //------------------------------------------------- // 1-4 商店街 (早苗) //------------------------------------------------- どっしーん! 「ぐはぁっ!」 わき腹に走る鈍痛。 この痛み。間違いない! 殺られちまった! 俺死んじゃうよ! 東京はやっぱり恐ろしいところだよ。 きっと俺が一人になるのを待ってたんだな。 痛てぇ、痛いよ母さん。 まだやりたいこと、いっぱいあったのに。 空が蒼いぜ。 俺は仰向けになって倒れ、天を仰いでいた。 ふと、わき腹に手をやると、 ぬるりとした感触が伝わってくる。 「な、なんじゃこりゃーー!!」 天にかざした俺の手には、 真っ赤な血がべっとりと付着していた。 いやいやいや、なんか違う。 濃度というか粘度が根本的に血液と違う。 多分。これは血とは違うんじゃないカナ? なんていうか血糊というかケチャップというか。 ペロリ。 なんてこった! まんまケチャップじゃねーか! 「ちょっとアンタ!」 ん? 誰かが俺を呼んでいる? 女の子? 声の口調からして怒っているみたいだけど。 「自分が呼ばれてるってわかんないの?  天下の往来で、恥ずかしげも無く  ケチャップで遊んでいるアンタのことよ」 ななな、なんだと。 失敬な! 遊んでいるわけではない。 「ひょっとして俺のことかい?」 俺は首だけひょいと上げて、声のするほうに向き直る。 するとそこには、 レストランか何かの制服を来た女の子が 尻餅をついていた。 女の子は俺の真正面にいた。 寝そべった俺の視線の先に見えるモノは…… えっと。 これってまさか。 いやいやいやいや、これは眼福! なんとも可愛いい しましまパンツですよ。 お兄さんは嬉しい! 涙が出そうだ。 なんか幸せでお腹が満たされた感じがする。 もちろん、気のせいってことはわかっているさ。 「ちょっと、さっきから何ニヤニヤしてんのよ!  あっ! アンタ!」 女の子はスカートのすそを正してうつむいた。 気付くのが遅いな。ハハハ。 油断大敵ってやつだ。 ようやく見られたことに気付いたようだね。 だけど大丈夫。 このことは俺とキミだけの秘密さ。 俺は何事もなかったかのように立ち上がる。 女の子も同時に立ち上がった。 そうして開口一番。 「見たわね?」 「ん? 何のこと?」 鋭い口調。結構怖い。 とぼけるのが精一杯だ。 このプレッシャー。只者ではない。 「見たんでしょ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!(太字/もしくはフォント大) という効果音が聞こえてきそうな迫力。 負けそうだ。 歯を食いしばってないと、本当のことを 口走ってしまいそうだ。 「正直に言いなさい。  見・た・の・よ・ね?」 母さん。もう駄目かもです。 ●参考画像● 下絵さんが書いていた早苗のパンチラスケッチ