//------------------------------------------------------------------------------ // 8月3日 <三日目> // // rev.0.1 2006/01/12 たなか // rev.0.2 2006/01/12 ししゃも // //------------------------------------------------------------------------------ //------------------------------------------------- // 3-1 自宅 //------------------------------------------------- // 美幸との再会 ………………■ …………■ ……うん?■ //背景:ダンボール箱のアップ //SE:スズメの鳴き声 目を覚ましたら。■ ダンボール箱とキスをしていた。□ うわぁ、なんて最悪な出会い。■ //背景:自宅内 //BGM:日常の曲 上半身だけを起こして見回してみて。□ いまだ片付かないダンボールの箱、はこ、ハコ。□ よくこんな乱雑な状態のまま眠れたもんだ。■ 差し込む日の光が、□ 散らかっている部屋をはっきりと照らしている。□ ……今日も暑くなりそうだ。■ 昨日、飯島さんと荒巻に手伝ってもらったものの、□ 一日ですべて整理するのはムリだった。□ 結局、途中であきらめてメシ食いにいったしな。■ もちろん、俺のおごりで。□ 引越し手伝ってくれたお礼ってことでね。■ ……やるしかねえ。□ もう今日中に終わらせてやる。■ こうなったら女の子が遊びに来ても、■ 『わあ、タカヤ君の部屋ってキレーなのねー』■ 『うふふ、そんなことないよふふふ』■ なんて会話ができるように、□ 徹底的に片付けてやるっ!■ <隆也> 「うふふふふっ」■ <非> ……いかん、暑さで頭がやられている。□ 夏のせい?天然のせい?俺のせい?■ とにかく、始めるとするか。■ //背景:非表示(黒フェード) ………………■ …………■ ……■ //背景:自宅内 やる気になれば早いんだよ俺は。□ やれば出来る子なんです、この子は。■ 綺麗さっぱり片付いた床に座りこんで、□ ふうう、と一息つく。■ 同時に、腹のむしがぐるるる、と鳴る。□ ……身体は正直だな。■ よくよく考えてみると、□ 朝メシも食わないで整理にボットーしてたもんな。■ でもなあ。□ 自炊するにも材料ないし道具ないし、□ なりよりそんな気力もないし。■ ……なら、行き着く先は。□ あそこしかないじゃないか。■ よっし、行くぞっ!■ //------------------------------------------------- // 3-2 喫茶店内 //------------------------------------------------- //場面移動(喫茶店前,02) //場面移動(喫茶店内,02) //SE:ドアベルの音 //キャラ(早苗,20,01) //BGM:早苗のテーマ曲 <早苗> 「いらっしゃ……」■ //キャラ(早苗,00,02) 「なんだ。隆也か」■ <隆也> 「なんだとはなんだ!」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「はぁ……」■ <隆也> 「おいこらその態度は酷くないか? 俺は客だぞ」■ //キャラ(早苗,10,07) <早苗> 「アタシだって、お客さまを選ぶ権利はあるわよ」■ <隆也> 「あるのかよっ! 平等に接客してくれっ」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「普通のお客さまには、普通に接客するわよ。□  ふつーじゃない人には、それなりに対応するわ。□  そういうことよ」■ <隆也> 「ひ、ひでえ」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「どっちがひどいんだか」■ <隆也> 「そんなにパンツのことを□  引きずられても困るんだけど……がふっ!」■ //SE:素手で殴る音 //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「殴るわよ!」■ <隆也> 「お、お約束だけど……□  殴ってから言うなよな……」■ //キャラ(早苗,10,07) <早苗> 「殴るほうだって痛いのよ! ……まあいいや」■ //キャラ(早苗,00,05) 「後で注文取りに行くから、適当に座ってて。□  メニューはそこの棚にあるから、持っていってね」■ <隆也> 「セルフサービスなのかよっ」■ //キャラ(早苗,20,12) <早苗> 「じゃ、ごゆっくりどーぞー」■ <隆也> 「なんか心がこもってないんだけど」■ //キャラ消去(早苗) //BGM:喫茶店の曲 <非> 俺の問いかけはあっさりと無視される。□ そのまま店の奥に姿を消した。■ なんて店員だ。□ 客と店の立場が完っ全に逆転してるんだけど。□ それでも言われたとおりにメニューを持っていく。■ //場面移動(喫茶店内座席,02) ぺらり、ぺらりとメニューを眺める。□ 喫茶店のわりに、料理が充実しているんだな。□ おとといは注文してないから分からなかったけど。■ スパゲティにグラタン、ハンバーグにサラダ。□ パンにホットケーキ、パフェにカフェオレ。□ ソテーにフライ、ピラフに肉じゃが!?■ なんだこれ、そこらのレストラン並にメニューあるぞ。□ これ全部、あの店長が……ってわけはないか。□ 他に誰か厨房にいるんだろうな。■ ふぅん、サンドイッチだけでも、こんなにあるんだ。□ まーた写真がうまそうに撮ってあるし。□ BLTって、なんの略だっけ?■ こっちはクラブハウスサンドか。□ うーん、こんがり焼かれたトーストにはさまれた□ タマゴとレタスとベーコンが、たまらなくうまそうっ!■ うん、これにするぞ。□ おーい、料理たのみたいんだけどー。■ //キャラ(美幸,00,00) //BGM:美幸のテーマ曲 <店員> 「……ご注文、お決まりでしょうか?」■ <非> あれ?■ 客をグーで殴る女の子じゃないし、□ 名前をまちがえたらキレる女の子でもなく、□ 俺の姿を見たら逃げだす女の子とも違うぞ。■ ずいぶんとおとなしい感じの女の子だ。□ 今だって、ささやくような声だったしな。□ でも、喫茶店の店員はこうじゃないと。■ きれいな黒髪に赤のリボンが□ ワンポイントで映えている。□ か、かわいいっ。■ ここ数日、会う女の子という女の子の全てが、□ 滅茶苦茶クオリティ高いんですけど。■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「あの……、ごちゅうもんを……」■ <隆也> 「あ、ごめんごめん。□  それじゃ、クラブハウスサンドとホットで」■ //キャラ(美幸,00,00) <店員> 「はい、かしこまりました。□  しばらくお待ちください……」■ //キャラ消去(美幸) <非> ぽそぽそ、としゃべった後に□ しずしず、と店員は厨房に入っていく。■ ほんと、おとなしい子だな。□ むちゃくちゃな接客の後だから、□ 余計にそう思えるのかもしれない。■ なにか、引っかかるんだけどな。□ まあ、いいや。■ //BGM:喫茶店の曲 さーて、引越しも終わったし。□ これからどーしよっかな。■ これから、というのは俺の夏休みの計画のこと。■ 実家に帰っても、なんもやる事ないし。□ どうせ帰った数日はチヤホヤされるんだろうけど、□ 数日たてばやっかい者扱いされるんだし。■ ゴールデンウィークの時に帰って分かった。□ 実家にはあんま長居するもんじゃない。■ それだったら、暑くってもこっちに□ 残っていた方が、まだマシだよな。■ 立ち退き料のおかげで、□ バイトしなくても十分遊んでられるしな。□ 引越し代は二人へのメシ代だけで済んだから。■ 荒巻とつるもうにも、□ 鮫島さんとこのバイトがあるんだっけ。□ じゃあ俺はどうしよっかな……■ //キャラ(美幸,00,00) //BGM:美幸のテーマ曲 <店員> 「……お待たせいたしました」■ <非> お、こんな余所ごとを考えているうちに、□ 料理はできあがったぞ。■ かりっと焼かれたトーストと、□ 深く煎られたコーヒーの香りが俺の鼻に届く。□ 思わずツバが出てしまう。■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「ご注文の品は以上でお揃いでしょうか?」■ <隆也> 「あぁ、そ……」■ <非> そろってます、と言おうとして。■ なにかが引っかかる。■ 注文を取りに来た時から、□ 何かが引っかかっていた。■ どこかで、この子と会っているような。■ どっかで見たのか会っているのか、□ 覚えがあるよなないような。■ 『どこかでお会いしたこと、ありませんか?』□ なんて聞いてみようか。■ でも、こんなの陳腐なナンパ野郎の□ セリフじゃねぇかよ。■ でも、でも、本当にどっかで会っているんだってっ!□ それを思い出せないだけでっ。■ ここは、素直に聞いてみるか?■ ええい、ままよっ!□ (最近、同じような決断をした気がするけど)■ <隆也> 「あ、あの……」■ //キャラ(美幸,00,00) <店員> 「……はい?」■ <隆也> 「どこかで、お会い……」■ <非> ……あっ、そういえば。■ //背景:電車内 //SE:電車が揺れる音 //キャラ(美幸,05,00) あっ!■ //キャラ(美幸,00,00) //背景:喫茶店内座席 お、思い出したっ。■ この子はそうっ。□ おふくろフランケンのっ!■ ……じゃなくて。□ おととい電車のときに乗り合わせていたあの子だっ!□ 薬ビンを拾ってくれた、あの心優しい女の子だ。■ そう、都会に咲く一輪の花だっ!□ 服がすっかり違うもんで、ぜんぜん気がつかなかった。■ <隆也> 「あーっ!」■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「……っ。□  あの、店内で大声を出すのは□  他のお客さまの迷惑になりますので……」■ <隆也> 「す、すいません。□  それよりもっ!□  あの、電車の中ではありがとうございました」■ //キャラ(美幸,00,00) <店員> 「……?」■ <隆也> 「覚えていないのは、当然だよね。□  ほら、おとといの昼過ぎの電車の中で、□  俺、薬ビンおっことしちゃって」■   「その時に、キミがひろってくれて」■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「……あ」■ <隆也> やった、思い出してくれたっ。■ //キャラ(美幸,10,05) <店員> 「あのときの、へんなひと……」■ <非> うーわ、ショックだよ。■ ただ微笑んでお礼を言おうとしただけなのに、□ ヘンな人って認識されてるし。■ <隆也> 「と、ともかくっ!あの時はありがとう。□  改めて、礼を言うよ」■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「……そんな、お礼を言われるようなことは□  していません」■ <隆也> 「いや、そんな事ないって!□  あの時、正直ヘコんでいたんだから」■ 「あのさ、俺、田舎から上京してきてね。□  まだイマイチこっちの人に慣れてなくって」■ 「ほら、あんまり人と関わるのイヤがるでしょ?□  隣の部屋に誰が住んでいるのかも興味ないような」□  みんながみんな、冷たい感じで」■ //キャラ(美幸,00,00) <店員> 「……」■ <隆也> 「電車で荷物を落として、改めてわかった。□  困っている人がいても、実際に助けてくれる人なんて□  一握りなんだろうなーって、思って」■ 「そんな暗い考えをしていたときに、□  助けてくれたのがキミで。□  少しだけ、ヘコんでた心が元に戻ったよ」■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「……そんな、私は」■ <隆也> 「でも、お礼を言おうとしたけど□  言いそびれちゃって。□  よかった、こうして改めて礼が言えて」■ //キャラ(美幸,00,00) <店員> 「……そうですか」■ <非> ここで、ちょっと下心がムクムクと出てきてしまう。■ ……仕方ないだろよ。□ こんなカワイイ子とお近づきになるなんて、□ なかなか無いことなんだからよっ。■ <隆也> 「そ、そうだ。□  何かお礼をしたいんだけれども」■ <店員> 「……いえ、結構です」■ <隆也> 「そんな、何でもいいから……」■ //キャラ(美幸,00,02) <店員> 「け、結構ですからっ!」■ <非> 彼女にしては大きな声だった。□ はっきりと拒絶されてしまう。■ そして、この声を聞きつけてやって来たのは、□ ごぞんじグーで殴る女だ。■ //キャラ(美幸,00,00) //キャラ(早苗,21,02) //BGM:早苗のテーマ曲 <早苗> 「ちょっと隆也っ!□  あんた今度は何をしたのよっ」■ <隆也> 「なんにもしてねぇっ。□  ただ、お礼をしようとしただけだ」■ //キャラ(早苗,21,00) <早苗> 「そうなの、  美幸(みゆき)ちゃん?」■ //キャラ(美幸,10,05) <美幸> 「……」 <非> みゆきちゃん、と呼ばれた女の子は、□ 何も答えようとしない。■ //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「なるほど、そんなことがあったの。□  美幸ちゃんが無口だからって、□  よくもそんなでたらめを言えるわね!」■ <隆也> 「ちょ、彼女は何にも言ってないじゃねぇかよ」■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「言わなくてもわかるのっ。□  アンタ、何をしたの?」■ <隆也> 「そんな、怒られるようなことは何も……」■ //キャラ(美幸,00,00) <美幸> 「……あの、早苗さん」■ //キャラ(早苗,21,03) <早苗> 「美幸ちゃんは黙ってて。全部アタシに任せて頂戴。□  この破廉恥な男を、□  アタシの鉄拳でもって改心させてあげるから」■ //キャラ(早苗,21,02) <非> 早苗ちゃんの右拳になんかオーラみたいなものが。□ もちろん気のせいだけど。■ <隆也> 「おい、ちょっとは俺の言葉にも耳を傾けてくれっ!□  俺は無実だっ」■ //キャラ消去(美幸) //キャラ(志津江,00,00) <???> (じーっ)■ <早苗> 「ふーん。でもね。□  無実の人間は被害者に大声を出させたりしないわよ」■ //キャラ(志津江,00,01) <???> (じーっ)■ <隆也> 「だから、確かに俺にも非はあるかもしれないけどっ。□  事情があるんだって」■ //キャラ(志津江,00,00) <???> (じーっ)■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「アンタの事情なんて知らないわよっ」■ //キャラ(志津江,00,01) <???> (じーっ)■ <非> ……なんか、視線を感じるんですけど。■ <隆也> 「……あの、何か御用ですか?」■ //キャラ(志津江,00,00) <???> 「あー、あたしのことは気にしないでいいから。□  ささ、続けてつづけて」■ //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「だいたい二日前だって□  里美にストーカーまがいの事して、□  いったいなにを考えてるのよっ!」■ <隆也> 「してねえよ! それは完璧な誤解だ。□  ちゃんと説明したじゃねぇかよっ」■ //キャラ(志津江,00,01) <???> (じーっ)■ <非> ……どうにもこうにも、やりづらいんですけど。■ <隆也> 「おい、ちょっといいか?」■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「なによ」■ <隆也> 「さっきからそこでじーっと見ているこの女性。□  この人は一体だれ?」■ //キャラ(志津江,00,00) <???> 「あら、邪魔しちゃった?ごめんなさいね。□  ついつい気になっちゃって」■ <非> ふふふ、と笑みを浮かべるコック服の女性。□ 大人の余裕、という感じだぞ。□ ……ずいぶんと、スタイルも大人って感じで。■ //キャラ(志津江,00,01) <大人の女性> 「好きなのよ、□  こーいう若い男女が揉めてこんがらがって、□  収拾がつかなくなるサマがね」■ <隆也> 「それは、また……」■ <非> あんまいい趣味じゃないっすねと□ 言おうとしたけれども、□ そっと心の内にしまっておくことにした。■ //キャラ(志津江,00,03) <大人の女性> 「ほらほら、あたしの事はいいから。□  再開しないの? ふぁいと! ふぁいと!」■ //キャラ(早苗,21,00) <早苗> 「ふぁいと! じゃないですよ志津江さん。□  なにかあるたびに厨房から逃げ出すんだから。□  はやく厨房にもどって下さい」■ //キャラ(志津江,00,00) <大人の女性> 「あら、ざーんねん。□  せっかく楽しそうだったから見にきたのに」■ <隆也> 「いや、そんな楽しいことなんてないですよ。□  むしろ俺は参ってるんですけど」■ //キャラ(志津江,00,01) <大人の女性> 「そうなのかしら?□  はたから聞いているとね、□  色男の修羅場って感じだったけど?」■ <隆也> 「それはおっきな勘違いです」■ //キャラ(志津江,00,03) <大人の女性> 「ふふ、そうよね。□  そんなにモテそうにないものね」■ <非> ぐ……図星。ずぼしなんだけど。□ いきなり初対面の人間に言うことじゃないだろ。■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「志津江さん。そろそろ仕事にもどった方が……□  料理の注文、けっこうあったと思うんですけれども」■ //キャラ(志津江,00,00) <大人の女性> 「そうね、そろそろ戻ろうかしら。□  その前に、そこの少年に□  言っておきたいことが二つあるの」■ <隆也> 「……何ですか?」■ //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「まず一つ目はね。恋愛ごとで悩んだら、□  この志津江(しづえ)おねーさんに□  どーんと相談してね」■ 「とってもステキなアドバイスを、□  してあげられると思うわ♪」■ <非> ウィンクしながら、優しく微笑む志津江さん。□ 自分で自分のことおねーさんって言ってるよ、この人。■ <隆也> 「あはは……考えておきます」■ //キャラ(志津江,00,00) <志津江> 「あと、もう一つは」■ <隆也> 「はい」■ //キャラ(志津江,00,03) <志津江> 「なるべくお店の中でケンカしないでね、って事。□  ほら、他のお客さまの迷惑になるでしょ?」■ 「喧嘩はなかよく、お外でしてね♪□  ふふ、それじゃあ、またね」■ //キャラ消去(志津江) <非> 志津江さんは、しゃなりしゃなりと厨房へ戻る。□ たしかに、大声で騒いでたもんな……□ すいませんです。■ 俺は軽く頭を下げて志津江さんを見送った。■ //------------------------------------------------- // 3-3 喫茶店内 //------------------------------------------------- //キャラ(早苗,10,07) //キャラ(美幸,00,00) <早苗> 「そういう訳で、店内はお静かにお願いします」■ <非> 仁王立ちの暴力女に、ぴしゃりと言われてしまう。■ <隆也> 「……はい。□  ご、ごめんね、美幸ちゃん」■ <美幸> 「……」■ <非> 何にも答えてくれない。□ 聞こえてはいるんだろうけど、□ なんにも反応してくれない。■ //キャラ消去(美幸) そのまま、背を向けて去ってしまう。■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「まーったく、本当に困った客ね。□  ほら、早く食べて出ていきなさいよ」■ <隆也> 「ゆっくり食わせてくれよっ!□  ううう、コーヒーがしょっぱく感じる……」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「何をやっているんだか。□  はいはい、サッサと食べて帰った帰った!」■ <隆也> 「……お前だな」■ <早苗> 「なにがよ」■ <隆也> 「お前だな、疫病神は」■ //キャラ(早苗,00,04) <早苗> 「はぁ?」■ //BGM:ハプニング(ドタバタ、スラップスティックな感じ) <隆也> 「お前のせいだっ!□  お前のせいで、女の子と出会えても□  嫌われるばっかりでっ!」■ 「里美ちゃんにしてもそうだ!□  美幸ちゃんにしてもそうだ!□  飯島さんにしてもそうだっ!」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「はぁ?なによそれ。なんで私のせいなのよ。□  ……というか、飯島さんってだれ?」■ <隆也> 「う、うるさいっ!お前には関係ないっ。□  とりあえず姉妹ってことで、□  お前の口から里美ちゃんの誤解をといてくれよ」■ 「なんかまだ警戒されてる感じがするんだけど。□  話しかけてもビクつかれてさ」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「いやよ」■ <隆也> 「即答かよっ!?」■ <早苗> 「言うべきことはちゃんと言ったわよ。□  これ以上は本人たちの問題よ」■ //キャラ(早苗,10,07) 「そもそもどうして□  隆也のフォローをしなくちゃいけないのよ。□  悪いのは隆也じゃない」■ <隆也> 「た、たしかにつゆ草を踏んでたのは悪かった。□  でも、わざとじゃないんだって」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「わざとじゃなければ、□  何をやってもいいと思ってるの?□  そういう考えが、犯罪を助長しているのよ」■ <隆也> 「人を犯罪者よばわりすんなっ!□  そっちがそう来るなら、俺にも考えがあるぞ」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「なによ」■ <隆也> 「ここでパンツの色と柄を大声で発表する」■ //SE:お盆で殴る音 「ごふぉぅっ!」■ //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「バカッ! 変態っ! 何考えてんのよっ!」■ <隆也> 「お、お盆で殴るのも何を考えてんだよっ。□  お盆は立派な凶器だぞ……□  どこに隠しもってたんだよっ」■ <早苗> 「これは正当防衛よ!」■ <隆也> 「たのむから、ちょっとはフォローしてくれぇっ!」■ //キャラ(里美,00,00) <里美> 「……お姉ちゃん」■ <隆也> 「うわぉっ!」■ //キャラ(早苗,21,00) <早苗> 「里美どうしたの?□  今日はシフトじゃなかったと思ったけど」■ //キャラ(里美,00,01) <里美> 「うん、ちょっと。様子を見にきたの。□  それで叔父さんに、□  良ければ手伝ってくれないかって言われたの」■ //キャラ(里美,00,00) 「それでね、□  叔父さんがお姉ちゃんのこと呼んでいたよ」■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「あ、いっけなーい。□  こんなとこで変態客相手に、□  無駄な時間を過ごしている場合じゃなかった」■ <隆也> 「変態客じゃねぇっ!□  早く仕事に戻っちまえ! しっしっ」■ //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「言われなくても戻るわよっ。□  ところでさ、飯島さんって誰なのよ?□  隠してないで教えなさいよ」■ <隆也> 「う、うるさいなっ! 早くあっちに行けっ」■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「ズイブンな言い方ね……。ふーんだ。□  フォローなんか、しないからね」■ //キャラ消去(早苗) <非> それは困る、と思ったんだけど。□ そのフォローすべき人が、俺の正面に立っている。□ ここは……どうする?■ <隆也> 「あ、里美ちゃん。元気かい?」■ //キャラ(里美,20,05) <里美> 「そ、それでは……」■ //キャラ消去(里美) <非> ほーら、やっぱりよそよそしい。□ 完全に避けられてるもんな。■ //キャラ(典乃,10,14) <典乃> 「あははは」■ <非> 俺はどうすればいいんだ……■ <典乃> 「あはははは」■ <非> なんか、笑い声が聞こえるんだけど。□ しかも、俺に向けられているような。■ //キャラ(典乃,10,03) <典乃> 「あはは、里美ちゃんに□  すっかり嫌われちゃったねえ。□  ざーんねんっ」■ <隆也> 「ほ、ほっといてくれっ」■ //キャラ(典乃,10,08) <典乃> 「そ、それでは……」■ //キャラ(典乃,10,03)   「……だってさ!□  完全にイヤがられてたよー。□  もう同じ空気をすいたくないって感じだったもん」□   <隆也> 「うう……そうだよ、そうだよな……」■ //キャラ(典乃,00,04) <典乃> 「うーわ、ホントにヘコんじゃってるんだ」■ <隆也> 「うるせえ、ノリノっ!□  これ以上、傷口を広げなくてもいいだろうがっ」■ //キャラ(典乃,10,02) <典乃> 「ノリ……ノ?」■ <非> あれ?□ なんか新たに地雷を踏みました、ってやつか?■ そうそう、そう言えば。□ こいつの名前は……■ //SE:お盆で殴る音 <隆也> 「ぎゃふぅっ!」■ //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「また名前をまちがえてーっ!」■ //キャラ(典乃,10,02) 「テンノ!□  ノリノじゃなくって、□  テ・ン・ノ!」■ <隆也> 「わ、わかったから、□  お盆で殴るのはやめてくれ……□  今日二回目なんだから」■   //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「ううーっ、なんでそんなにまちがえるのさーっ。□  ばかーっ!」■ <隆也> 「ひ、ひでえ店だ……□  コーヒー飲みに来たらお盆で殴られるわ□  バカ呼ばわりされるわで」■ //キャラ(典乃,10,02) <典乃> 「そんなの、タカヤがいっぽーてきに□  悪いんじゃん。ばかー!」■ <隆也> 「また言うか、コイツは……□  しかし今日は、店員の数が多いような」■ //キャラ(典乃,00,00) <典乃> 「あ、ボクは見習いだから。□  まだしごとに慣れてないからね、□  店長にたのんで働かせてもらっているのだ」■ <隆也> 「ふーん、ずいぶん殊勝な心がけだけどな。□  お客さまをお盆で殴るのはどうかと思うぞ」■ //キャラ(典乃,10,14) <典乃> 「いーのいーの、タカヤだから」■ <隆也> 「よくねぇっ!本当にコイツは……□  あ、ほら、客がきたぞ。□  ちゃんと仕事しろ」■ //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「いわれなくても、仕事しますよーだっ」■ //キャラ消去(典乃) //SE:走る音 //場面移動(喫茶店内,02) //キャラ(典乃,11,03) 「い、いらっしゃいませっ!」■ //キャラ(可奈,05,00) <飯島> 「あら、典乃ちゃん。こんにちわ」■ //キャラ(典乃,10,14) <典乃> 「こ、こんにちわっ可奈さんっ!□  さっそく来てくれたんですねっ!□  うれしいなーっと」■ //キャラ(可奈,05,01) <飯島> 「ふふ、私もうれしいわ。□  ちょうどこの辺に用事があったからね」■ //キャラ(典乃,00,00) <典乃> 「用事って、タカヤですか?」■ //キャラ(可奈,05,00) <飯島> 「ふふ……まあ、ね。□  でも、本人はいなかったんだけどね。□  だから、典乃ちゃんいるかなと思って、寄ってみたの」■ //キャラ(典乃,11,03) <典乃> 「わーい、うれしいなっと!□  あ、そうですそうです」■ //キャラ(典乃,10,03) 「可奈さんが探してるバカは□  そこに座ってますけど、どうしますか?」■ //キャラ(可奈,05,01) <飯島> 「ば、ばか?」■ //キャラ(典乃,00,01) <典乃> 「うん、タカヤそこにいますよ」■ //キャラ(可奈,16,04) <飯島> 「え、えええっ!」■ //キャラ消去(可奈) //キャラ消去(典乃) //背景:喫茶店内座席 <非> あれ、あそこにいるのは……□ ひょっとして、飯島さん?■ //キャラ(可奈,05,06) <飯島> 「こ、こんにちわ」■ <隆也> 「あ、飯島さん奇遇だねぇ。□  ちょっとびっくりしたよ」■ //キャラ(可奈,15,07) <飯島> 「……」■ <非> ははは……やっぱ機嫌がわるいのね。■ //キャラ(典乃,10,14) <典乃> 「可奈さん可奈さんっ! □  こんなバカはほっといてっ!□  ボクといっしょに、ここで働きませんかっ」■ //キャラ(可奈,16,04) <飯島> 「え、ええ?」■ //キャラ(典乃,10,03) <典乃> 「ここ時給もいいですし、□  みんなも優しい人ばっかですし!」■ <隆也> 「オマエ以外はな」■ //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「うるさーいっ、ばかタカヤっ!」■ //キャラ(典乃,10,14) 「さあさあ、こんなバカはほっといて。□  どうですか?」■ //キャラ(可奈,05,00) <飯島> 「あのね、たしかにバイトを□  始めようとは思ってたんだけど……」■ 「面接に行ったところがあってね、□  その結果待ちなの」■ //キャラ(典乃,10,03) <典乃> 「そ、そうなんですかっ!□  ちょうどよかったっ!」■ //キャラ(典乃,10,14) 「あの、制服を着てみるだけでもっ。□  ここの制服、かわいいんですよ」■ //キャラ(可奈,16,04) <飯島> 「え、ええっ?」■ //キャラ(典乃,10,03) <典乃> 「さあさあ、たしか余ってた服が□  ありましたからっ!さあさあっ!」■ <飯島> 「わ、わわわっ」■ //キャラ消去(可奈) //キャラ消去(典乃) <非> ……飯島さん、むりやり奥に連れて行かれたけど。□ 強引なやつだな、典乃は。■ //キャラ(早苗,10,11) <早苗> 「……ふーん、あれが飯島さんね」■ <隆也> 「うわっ、いきなり出てくるなっ!」■ //キャラ(早苗,00,00) <早苗> 「ずいぶんと綺麗な人じゃない?」■ <隆也> 「お、お前には関係ない」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「ふーん、まあそうだけども」■ <隆也> 「と、ところでっ!□  せめて、美幸ちゃんにはフォローしてくれないか?□  完っ全にキラわれてるんだけど」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「そんなの知らないわよ」■ <隆也> 「俺を見捨てないでくれ」■ <早苗> 「見捨てるも何も、手遅れよ。□  無言で去ったのが、すべての答えよ□  ファイナルアンサー、英語分かる?」■ <隆也> 「そ、そうなんだけども……□  そめてもうちょっとこう、マシなくらいには□  関係を修復したいんだよっ」■ //キャラ(早苗,10,07) <早苗> 「なら、自分でなんとかしなさいよ。□  ほら、ちょうど来たわよ?」■ //キャラ(美幸,00,00) <美幸> 「……」■ <隆也> 「や、やあ、美幸ちゃん」■ //キャラ(美幸,00,02) <美幸> 「……」■ //キャラ消去(美幸) //キャラ(早苗,00,03) <早苗> 「はい、しゅうりょうー」■ <隆也> 「うるさいっ!□  まだ始まったばっかじゃねえかよっ!」■ //キャラ(早苗,00,02) <早苗> 「知らないわよそんなの」■ <隆也> 「ひ、ひでえ……」■ //キャラ(早苗,00,05) <早苗> 「あきらめた方がいいんじゃないの?□  もう無理よ」■ //キャラ消去(早苗) <非> まあそうなんだけど。□ ここまで強烈に嫌われると、□ どうにもならないんだろうけど。■ それでも……希望は捨てたくないんだよっ。□ ううう……■ //キャラ(可奈,10,05) <飯島> 「……」■ <非> ううう……□ 誰かこんなオレを優しく慰めてくれよ……■ どこかに恋のキューピッドは、いないものか……□ 頼むから誰かのハートに矢を貫いてくれよ……■ //キャラ(可奈,00,06) <飯島> 「い、いらっしゃいませ」■ <非> 俺のハートに矢は貫かれましたよ。□ なんか無性に元気でてきたぞ。■ 制服の似合いっぷりに、ぼーっと眺めてしまう。□ オレ今、だらしない顔しているんだろうな。■ //キャラ(典乃,10,14) <典乃> 「あははー、可奈さんすっごく似合ってますよ!□  ほら、タカヤも顔がゆるみっぱなしだし」■ <隆也> 「う、うるさいっ!」■ <非> ここで、二人の制服姿を見比べてみると……■ なんていうか。□ 胸の辺りが、こう……■ デザインが別物じゃないのかってくらい、□ ぜんぜん違うんですけど。□ マジでぼーんって感じだぁ。■ //キャラ(可奈,00,00) <飯島> 「でもね典乃ちゃん。□  面接の結果を待っている所があるから、□  バイトするってすぐには決められないの」■ //キャラ(典乃,10,05) <典乃> 「そうですかー……□  じゃあ、そこがもしダメなら、□  しぇいむで働いてくださいっ!」■ //キャラ(典乃,00,00) 「こーゆーヘンな客はきますけど、□  とってもいい職場ですからっ!」■ <隆也> 「おい典乃。□  俺を指さしながら、ヘンって言うな」■ //キャラ(典乃,10,03) <典乃> 「あはははっ!□  あ、お客さんが来ちゃった。□  い、いらっしゃいませっ!」■ //SE:走る音 //キャラ消去(典乃) //キャラ(可奈,00,06)   <飯島> 「……」■ <非> しかし……いいなあ。□ こんな店員がいたら、毎日でも通うのにな……■ 思わず飯島さんに見惚れてしまう。 鼻の下がゆるゆるになっているのが、自分でも分かる。■ <飯島> 「あ、あの」■ <隆也> 「……えっ?」■ //キャラ(店長,05,00) //SE:ジャーン、という音 <店長> 「ちょーっとまったぁっ!隆也くーんっ!□  私の制服もじーっくりと見てほしいなーぁっ!」■ //キャラ(可奈,11,04) <隆也> 「うわぁーっ!□  なんですかそのピチピチな服はっ!□  コック服はどうしたんですかっ!」■ //キャラ(店長,05,03) <店長> 「うん、脱ぎ捨てたよ。□  この服がっ! 真の制服だからねーぇっ!□  はーっはっはっ!」■ <隆也> 「バカなこと言わないでくださいっ」■ //キャラ(店長,05,00) <店長> 「私はね、隆也くん。□  おととい君を抱きしめーた時にだね」■ <隆也> 「あ、間接技を極められたときですか。□  誤解を招くようなこと言わないで下さい」■ //キャラ(店長,05,03) <店長> 「こう、私の小さなちいさなハートがねぇ!□  恋のキューピッドに、ずぎゅーんと□  幸せの矢を貫ぬかれたんだよーっ!」■ <隆也> 「……言ってることが、理解できないんですが」■ //キャラ(店長,05,00) <店長> 「つまりは、隆也くん」■ <隆也> 「はあ」■ //キャラ(店長,05,03) <店長> 「私はキミに、フォーリン・ラヴってこーとさ!□  はーっはっはっ!」■ <非> 恋のキューピッドはいたけど、□ 貫くハートを間違えているよーっ!□ キューピッドの責任者、出てこーいっ!■ //キャラ(店長,05,05) <店長> 「……ところで。□  キミは、ここでバイトをしたいのかな?」■ <非> 飯島さんを見ながら、店長は話しかける。■ //キャラ(可奈,10,05) <飯島> 「あ、そ、そういうことでは……」■ //キャラ(店長,05,03) <店長> 「うん、合格!□  さーっそく、明日から来たまーえ」■ //キャラ(可奈,11,04) <飯島> 「え、ちょっと、そういうことでは……」■ //キャラ消去(可奈) //キャラ(志津江,00,00) <志津江> 「店長ー、コーヒーの注文お願いしますね」■ //キャラ(店長,05,00) <店長> 「はーっはっは! まーっかせたまえっ!□  では隆也くん、まーたねっ」■ //キャラ消去(店長) //キャラ(志津江,00,03) <志津江> 「ふう、店長にも困ったものね。□  すぐに厨房から抜け出しちゃうんだもの」■ <隆也> 「いや志津江さん。□  人のことを言えないような気がするんですが」■ //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「アタシはいいの、□  仕事は店長にぜんぶ丸投げしちゃうから」■ <隆也> 「す、すごいですね。□  そこまではっきり言い切るとは」■ //キャラ(早苗,21,00) <早苗> 「志津江さーん、料理の注文があるんですけど」■ //キャラ(志津江,00,03) <志津江> 「うふふ、見つかっちゃった」■ //キャラ(早苗,21,05) <早苗> 「可愛らしく言ってもダメです。□  さあさあ厨房に戻ってください」■ //キャラ(志津江,00,00) <志津江> 「はーい、戻るわね。□  ……そうそう、隆也くんに□  言っておくことがあったわ」■ <隆也> 「なんですか?」■ //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「店長は、本気よ♪」■ <隆也> 「……マジですか」■ //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「うふふ、それじゃぁね」■ //キャラ消去(志津江) //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「もーうっ、店長も志津江さんも、□  すぐにどこか行っちゃうのよね」■ <隆也> 「……お前も、苦労してるんだな」■ //キャラ(早苗,21,01) <早苗> 「ところで、隆也。□  飯島さんって……隆也の、なんなの?」■ <隆也> 「何って言われても……□  同じ大学の、サークル仲間なんだけど」■ //キャラ(早苗,21,00) <早苗> 「……ふーん、そうなんだ」■ //キャラ(里美,00,00) <里美> 「お姉ちゃん、店長が呼んでいるよ」■ //キャラ(早苗,21,03) <早苗> 「はいはーい、今行くね」■ //キャラ消去(早苗) <隆也> 「さ、里美ちゃん。種から芽は出た?」■ //キャラ(里美,00,02) <里美> 「あの種は、一日では芽はでません」■ //キャラ(典乃,00,01) <典乃> 「あはは、タカヤったらバカじゃないの?□  そんなの小学生でも知ってるよ?」■ <隆也> 「なんでオマエが割り込んでくるんだよっ!□  小学生みたいな体のくせにっ!」■ //キャラ(里美,00,06) <里美> 「!?」■ //キャラ消去(里美) <隆也> 「え? 違う!□  さ、里美ちゃんのことじゃないんだってば!□  おーいっ」■ //SE:お盆で殴る音 「おあぶっっ!」■ //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「するってーと、ボクのことじゃないかよーっ!□  なにいってんのさーっ!」■ <隆也> 「いたた……。殴られるのはこれで三回目かよ……。□  でも、間違ったことは言っていない」■ //キャラ(典乃,10,02) <典乃> 「なにをーっ!□  えいっ! えいっ!」■ //SE:ぶんぶん、と振り回す音 <隆也> 「わ、わかった、わかったから。□  お盆を振り回すのはやめろっ!」■ //キャラ(美幸,00,00) <美幸> 「……」■ <隆也> 「あ、美幸ちゃん……、たすけて」■ <美幸> 「……」■ //キャラ消去(美幸) <非> ……完全にムシですか、とほほ。■ //キャラ(可奈,00,00) <飯島> 「どうしたの、典乃ちゃん」■ //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「あ、可奈さんっ!□  タカヤがボクのこと、しょうがくせいってっ!」■ <飯島> 「しょうがくせい?」■ //キャラ消去(典乃) //キャラ(店長,00,03) <店長> 「はーっはっはっ! おまたーせ、隆也くーん!□  オムライスだーよっ!」■ <隆也> 「頼んでないですよっ。□  しかも、ケチャップでハートが書いてあるしっ」■ //キャラ(店長,00,00) <店長> 「これは私からのサービスだーよっ!□  さあ、愛情を感じてほしいなーっ!」■ <非> なんか俺、店長に気に入られてしまったみたい。□ 本当はバイトの女の子たちと仲良くなりたいのに!■ //キャラ消去(可奈) //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「ふふ、モテモテね隆也くん」■ <隆也> 「どこをどう見たらモテてるんですかっ!」■ //キャラ(志津江,00,00) <志津江> 「意外と鈍感なのね隆也くんって。□  店長にモテモテじゃない」■ <隆也> 「悪い冗談はやめてくださいっ」■ //キャラ(店長,00,03) <店長> 「どうやら店員公認の仲になってしまったようだね。□  さあさあ、私が食べさせてあげるかーらっ!□  はい、あーん」■ <隆也> 「や、やめてくださいっ」■ //キャラ消去(店長) //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「店長っ、志津江さんっ!□  早く厨房に戻ってくださーいっ!」■ //SE:携帯電話の着信音 //キャラ(志津江,00,00) <志津江> 「あらあら、また見つかっちゃった。□  ……隆也くん、ケータイ鳴ってるわよ?」■ //SE:携帯電話の着信音 //キャラ消去(志津江) //キャラ(早苗,21,00) <隆也> 「誰からだ? もしもし……」■ <荒巻> 「あ、もしー、隆也ー?」■ <隆也> 「おう、どうした?」■ <荒巻> 「あのさー、昨日のコーヒーありがとねー。□  トラックの中でねー、飲んだんだけどさー」■ //キャラ(店長,05,03) //キャラ(早苗,21,04) //SE:ジャーン、という音 <店長> 「はーっはっは! ふっかーつっ!」■ <隆也> 「わ、わわわっ!□  悪い荒巻、要点をすばやく言ってくれるか?」■ <荒巻> 「うんー、わかったー」■ 「あのねー、昨日のコーヒーがねー、□  すっごいおいしくってねー、□  おどろいちゃってねー」■ <隆也> 「お前、わざと冗長に言ってるだろ?」■ <荒巻> 「そんなことないよー。□  それでねー、コーヒーなんだけどねー」■ //キャラ(店長,05,00) <店長> 「さあ、私の愛情たっぷりのオムライスを、□  ゆーっくりと味わってほしいなーぁっ!」■ //キャラ(早苗,21,02) <早苗> 「店長っ、はやく戻ってくださいっ!」■ //キャラ消去(店長) //キャラ(里美,21,00) <里美> 「お姉ちゃんも、□  トレイのコーヒーをお客様に出さなきゃ」■ //キャラ消去(早苗) //キャラ(典乃,11,07) <典乃> 「タカヤーっ!□  よくもよくも、しょうがくせいってっ!」■ //キャラ消去(里美) //キャラ(可奈,00,06) <飯島> 「隆也……くん。□  あのね、聞きたいことが……」■ //キャラ消去(典乃) //キャラ(美幸,00,00) <美幸> 「……おむ」■ //キャラ消去(可奈) //キャラ(志津江,00,01) <志津江> 「なんか毎日が楽しくなりそうね、ふふふっ」■ //キャラ消去(美幸) //キャラ(店長,05,03) <店長> 「たっかやくーんー!」■ <隆也> 「わ、わるい荒巻、あとでまた電話するっ。□  んじゃなぁっ!□  うわぁぁぁぁ、てんちょうっっ!!!」■ //キャラ消去(店長) //キャラ消去(志津江) //背景:非表示(黒フェード) //BGM消去 //SE:ブツリ、と電話を切る音 //SE:ツーツーツー、と電話の音 <非> ……もしー、たかやー。□ あ、切られちゃったー。■ なんかにぎやかそうで、楽しそうだったなー。■ せっかく、どこのお店のコーヒーなのか□ 聞こうと思ったのになー。■ 久しぶりに、こんなおいしいコーヒーを□ 飲んだ気がするよー。■ ……あれー。■ なーんだ、紙袋に書いてあったよー。□ これは盲点だったねー。■ えーっと、なになにー……■ 紙袋に色鮮やかに書かれてある、□ 可愛らしい英文字のロゴ。■ 僕は、声に出して読んでみた。■ //SE:ドアベルの音 <荒巻> 「しぇいむ☆おん」■ <非> ………………■ …………■ ……■ //SE:ジャーン、という音 現在、鋭意製作中ですっ!■ //SE:ドアを閉める音 乞うご期待!■ //------------------------------------------------- // <三日目終了> //------------------------------------------------- //prolog終了