可奈3 kana_cg_3.jpg ●イベント説明● 可奈エンディングの直前絵。 「しぇいむおん」という名の開かれた絵本の上で、 可奈・隆也等のSDキャラ絵がちょこまかしている。 ●シーンの意図● 今までのお話は、絵本「しぇいむおん」上でのことだったと プレイヤーにそっと伝えるため。 ●登場キャラクター● 全員 ●服装● 隆也と荒巻は私服、他のキャラは制服。 ●場所・時間帯● 場所は、開かれた絵本の上です。 時間帯は特に指定しません。 ●構図・イメージ● 開かれた絵本の上で、SDキャラがちょこまかと動き回っている絵。 (パステル調の絵でお願いします) 保守絵でよく描いている様な、ゆるい絵でお願いします。 隆也と可奈は、志津江さんと話をして照れている表情。 志津江さんは、冷やかすような表情。 早苗は怒っている表情。 里美は静かに笑っています。 典乃は能天気に大爆笑。 美幸はぼーっとしてます。 店長は立ち絵のような感じの笑顔。 荒巻は、 _,,..,,,,_   / ,' 3  `ヽーっ  l   ⊃ ⌒_つ `'ー---‐'''''" というように寝ています。 指示は出しましたが、これで決定という訳ではなく 楽しい、賑やかな感じが出ていれば何でも構いません。 すべてお任せします。 ●必要差分● なし ●参考シナリオ● たまにけんかもしたりしましたが、 (これは、おんなのこのしっとがげんいんのようです) それでもおおむね、なかよしでした。 たまにおさけをのんで、 たかやをこまらせることはありましたが、 それでもいっせんをこえませんでした。 しずえさんからは、 「あんたたち いいかげんに やっちゃいなさいよ」 といわれましたが、ふたりはきにしませんでした。 てんちょうからは、 「たまには あぶのーまるもいいものだーよ」 といわれましたが、かんぜんにむししました。 あらまきくんからは、 「にんげん まいぺーすが いちばんだよー」 といわれました。みょうにせっとくりょくがあります。 しぇいむおんのてんいんからも、いろいろいわれました。 「なによ けっきょく ばかっぷるってこと?」 「……あの おめでとうございます」 「えーっっっ! なんでたかやなんかとーっっっ!」 「……」 「だから きすもしてないなんて おかしいじゃないの」 「ひょっとして ふのうなのかしら」 「かなちゃん いいしたぎが あるのよ。  しょうぶようのものが ひつようよね」 ふたりは、てれたりききながしたりしていました。 とくにとしをかさねたひとの いけんは、かんぜんするーしました。 たしかに、ふたりのあゆむみちは すろーぺーすでした。 いっしょにてをつなぐだけでも、 おたがいに かおをまっかにしていたりと とてもだいがくせいとは おもえないおつきあいです。 それでも、いいのかな。 ふたりなりのぺーすで あゆんでいけばいいんだと おもっていました。 ……それでも、よくはでてくるものでして。 さきにしかけたのは かなちゃんのほうでした。 「おきているから だめなんだ」 とおもったかなちゃんは、ねているたかやに きすをしたり、おふとんにもぐりこんだりしました。 きすは、おもにほっぺたでしたが、 たまに くちにちょうせんしていました。 そーっと ふれるていどですが。 おふとんにもぐりこんだときは、 そーっとだきしめたり、むねをあてたり ふだんできないようなことを やっていました。 あげくのはてに、たかやのぱじゃまを そーっとぬがせて、ひとりで ほけんたいいくのべんきょうをしていました。 「ようし これならだいじょうぶね。  ねているときなら わたしもへいきなんだから」 それはかなちゃん、いけません。 これはりっぱな はんざいです。 これをよんでいるこどもは、まねしちゃいけませんよ。 「あ、あさはちょっと、かたちがちがうのね……」 いけません、いけませんかなちゃん。 こいはひとりのおんなのこをもうもくにさせ、 そしてぼうそうさせていました。 それでもたかやは、まったくきづきませんでした。 いやはや、どんかんもここまでくると、 こくほうきゅうです。のーべるしょうものです。 それでも、よのなかには しらなかったほうがいいことが あるのです。 しったらかくじつに、しょっくをうけるでしょうから。 ……とにかく。 それからもずっとずっとふたりは、 なかよしでいましたとさ。 むかしむかしからのおはなし、めでたしめでたし。 『……よかったね、くまさん』 『うんっ!』